日々が過ぎゆくことを風と称して
時が過ぎゆくことを川と称した
痛みを抱えて日々は輝くと宣った
艶とした綺麗な肌に傷がない
愚か者よ、愚か者が
幼子の歩く音
微睡を啄む鳥の声
全てに堪えかねている
手入れされない庭の重さ
全てに堪えかねていて
愚か者が、こちらへ歩み来る
ぼくと違ういのちが
ぼくを責め立てていて
二分されたたましいの片割れが
風船みたいに飛んでいった
怖い風の音が遠くの国で鳴っていて…
日々が過ぎゆくことを風と称して
時が過ぎゆくことを川と称した
痛みを抱えて日々は輝くと宣った
艶とした綺麗な肌に傷がない
愚か者よ、愚か者が
幼子の歩く音
微睡を啄む鳥の声
全てに堪えかねている
手入れされない庭の重さ
全てに堪えかねていて
愚か者が、こちらへ歩み来る
ぼくと違ういのちが
ぼくを責め立てていて
二分されたたましいの片割れが
風船みたいに飛んでいった
怖い風の音が遠くの国で鳴っていて…