憂鬱な振りをしていつも怒っている
白い吐息と一緒に魂の繊維も吐き出せたら良い
青く煤けた身体の真ん中の辺りが時折萎む
此処にはいつも何も無い
破けた切手の端の色が褪せていって
用無しのレターセットの底で僕を呼んでいる
寄せて返る波が無くて返す言葉も無い
思い出せないアルバムの所在を知らないまま
群れから逸れた一枚の写真の所在が無い
先日の強風で折れた花を助けたい
後向きに列車に乗ると落下しているみたい
終わったのに何も始まっていない
天国に居たら地獄のこと愛せない
憂鬱な振りをしていつも怒っている
白い吐息と一緒に魂の繊維も吐き出せたら良い
青く煤けた身体の真ん中の辺りが時折萎む
此処にはいつも何も無い
破けた切手の端の色が褪せていって
用無しのレターセットの底で僕を呼んでいる
寄せて返る波が無くて返す言葉も無い
思い出せないアルバムの所在を知らないまま
群れから逸れた一枚の写真の所在が無い
先日の強風で折れた花を助けたい
後向きに列車に乗ると落下しているみたい
終わったのに何も始まっていない
天国に居たら地獄のこと愛せない