2022-04-21 ■ 今日を終えるために 電車の発車音で夜に向かう 濁り湿った風が 小さな窓から吹き込むので 僕は目を瞑った 昔弾いたことのあるアコーディオンの 蛇腹が動く様を思い出した そういう静かな夕暮れだった