街の灯りが燻り
静かな轟音の響く高速道路
雨が降ることさえ心は躍る
ひとりになりたい助手席で
ひとりとひとりの逃亡劇
否応無く回る世界に
この星よりも速く速く
逆らっても叱られぬ夜更け
何処へ向かうか見知らぬ場所へ
向い風すら巻き上げて
(街の灯は風に消され
逃げきれないところまで
そうして
暁闇に見放されたぼくらは
夜明けへと連れて行かれてしまう)
街の灯りが燻り
静かな轟音の響く高速道路
雨が降ることさえ心は躍る
ひとりになりたい助手席で
ひとりとひとりの逃亡劇
否応無く回る世界に
この星よりも速く速く
逆らっても叱られぬ夜更け
何処へ向かうか見知らぬ場所へ
向い風すら巻き上げて
(街の灯は風に消され
逃げきれないところまで
そうして
暁闇に見放されたぼくらは
夜明けへと連れて行かれてしまう)