駆引の延長線上にある水平の上に 君が翳した分度器が沈む 眼球がきちんと瞼に仕舞われているかわからなくなって 歯が抜ける夢を観て 立っているのに足が浮くような気がして 上と下と前と後ろが渦を巻いて 確かめる指先だけが鋭利 しなやかな背骨に歯を立てた…
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