振り返る 風の行先を追った 翻る爪先にワルツを浮かべて オレンジ色の毒が湧く くすねた花束を持って 小さなあたまが影に揺れた 飛び跳ねる 三つ編みの結いが解く 赤らむ頬を晒して 全てで毒を飲み干した ぴりぴりと弾ける 鼓動が怖くて何故泣くのだ わたし…
あなたから預かったままの夢の 続きが僕には開けない あなたが知っている美しさを 僕は知らないままでいたい 今まで捨ててきた 全てのものが この部屋の真ん中に居て ずっと僕を見ている
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