寝てないよ涅槃だよ

おまじない

揺り籠

透明の中に青が入り込むように

睫毛の隙間に冷えた雨のにおいがうつるように

曇硝子に爪で書いた 意味のないおまじないと 汗ばむ首をかんがえて

知らないを埋める駅の雑踏に 揺り籠